2008年01月20日

借金大国 ニッポン

日本の長期債務は国民一人当たり607万円になるそうです。

自分の貯金額と比べてみていかがでしょうか。また,長期債務を就労人口一人当たりにしたらどの位になるのでしょうか?607万円というのは,給与所得者の平均年収の約1.4倍になるそうです。長期債務とは,国と地方を合わせた借金のことで,2008年度末には776兆円の見通しで07年度末と比べて増加です。対GDPで債務残高を先進国と比較すると,日本は約150%,アメリカ,ドイツ,イギリスなどは80%以下です。イタリアでさえも120%以下だそうです。

日本はすでに経済大国ではないし本当の意味でのリッチな国でもありません。大半の日本人が,それなりの自家用車に乗って何がしかのブランド品を持っていても実はウサギ小屋に住んで仕事と生活に追わて余裕もなく満足感も少なく将来に不安を持ちながら生きている。こんな現状では,決して先進国として誇れるものではありませんよね。

2008年度の予算(原案)を家計に例えると次のようになるそうです。
@毎月の給料(税収に相当)は48万円で,今回は昇給なし。ボーナスもない。
A歳をとるにつれて病院にいく機会が増え医療費が生活費(一般歳出に相当)を圧迫
B両親はなおさらで毎月の仕送り(地方交付税に相当)が重い負担になっている
C多額なローン(国債発行残高に相当)を抱えており返済完了の見通しはない
D毎月新たな借金(新規国債発行に相当)を繰返しその額は給料の半分近くである

こんな自転車操業で火の車になった家庭(ニッポン)を皆さんはどう考えますか。ニッポンを運営している国会議員の多くは先が短いのでまじめに考えてくれません。肝心の国民の大部分は自分のことで精一杯で見て見ぬふりして無関心を装っています。なんとかしないと日本の将来はますます暗くなりますね。
posted by moncoara at 17:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

江戸川乱歩賞を読む

江戸川乱歩賞作品を読んでみました。首藤瓜於の『脳男』です。

 この本は,ちょっと古いのですが,2000年の第46回乱歩賞受賞作品です。また週刊文春ミステリベスト10で2000年第1位に輝いたものです。最近,指し手の顔ー脳男2が刊行されましたが,これを読む前に,まず彼の最初の作品を読んでみました。久々に乱歩賞らしい作品を読んだ気がしました。この作品では登場人物のキャラクタ,特に主人公である鈴木一郎に大変興味を惹かれました。

 読んでいてサヴァン症候群を思い出しました。サヴァンはフランス語で賢者とか博識とかいう意味だそうですが,いわゆる特異な能力を持つ知的障害者を指すようです。サヴァンというとダスティン・ホフマン主演の『レインマン』を思い出す方も多いかと思います。モデルとなった人間は,9000冊もの本を写真のように忠実に記憶したそうです。日本では放浪の天才画家といわれた山下清がサヴァンではないかといわれています。

 人間の脳は不思議なもので,もともとこのような驚異的な能力は人間誰でも潜在的に持っていたようです。しかし,人類は進化の過程でサヴァンのような能力を“積極的に”放棄したと考えられています。あまりに“大きな能力”はかえって邪魔になる可能性があったため普段は“閉じ込めている”そうです。サヴァンの場合には,障害のため封じ込めているはずの鍵が外れ,脳が飲み込んだ情報を抽象化取捨選択もしていない生の状態で出し入れできるというわけです。人間の脳の神秘さに畏怖してしまいます。

 首藤瓜於氏の乱歩賞受賞第一作は『事故係 生稲昇太の多感』というもので意表をつかれましたが,これはそれなりに面白い作品でした。『指し手の顔ー脳男2』も期待を裏切らない素晴らしい作品でした。是非,読んでみてはいかがでしょうか。
posted by moncoara at 22:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

心の健康

健康は老若男女を問わず多くの人が関心を持っていることだと思います。

 健康には,@体の健康,A心の健康,B頭の健康があると思いますが,この3つがセットになっていることが重要かと思います。体がいかに丈夫でも心が病んでいたり,ぼけてしまっては健康な体も役にたちません。逆に,頭や心がしっかりしていても病気がちであったり,寝たきりになっては何もできませんよね。

 その中で,特にこのごろ話題になっているのが,ストレス社会を反映した心の健康です。心の病気の代表がうつ病。そのうつ病などにより心の健康に不安を持っている人が3人に1人の割合でいるそうです。30,40歳代になると5人に2人の割合になるそうです。主な原因はストレス。このストレスの原因の上位3つは,@健康状態や体調,A仕事の忙しさ,B家計のやりくりで,健康,仕事,お金の順のようです。その次に続くのが,C将来性への不安,D人間関係です。自分の体の健康状態が気になって,それがストレスで心の健康を失うケースが多いのはなんとも皮肉です。

 主なストレス解消法としては,男性が「酒」・「趣味」,女性が「おしゃべり」・「買物」だそうです。共通なのは「スポーツ」・「睡眠」。日頃ストレスを解消できていないと感じている人は約2割いるそうです。自分の経験で恐縮ですが,ストレスは感じている以上に結構たまっているものです。ストレスというのは,少しずつ蓄積します。仕事オンリーの世界を抜け出し,常に生活習慣を見直して,良い意味での楽観主義でいることがストレスをためないコツではないかと思います。皆さんはいかがですか?
posted by moncoara at 22:08| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

Eco常識のウソ

『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』,『環境問題はなぜウソがまかり通るのか2』を読んでみました。環境問題の常識を覆す驚きの本です。ご存知の方も多いかと思いますが,環境関連で昨年話題となった本です。著者の武田邦彦氏は文部科学省科学技術審議会専門委員でもありますが,歯に衣を着せぬ物言いは痛快です。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか
 第1章 資源7倍,ごみ7倍になるリサイクル
 
第2章 ダイオキシンはいかにして猛毒に仕立てあげられたか
 第3章 地球温暖化で頻発する故意の誤報
 第4章 チリ紙交換屋は街からなぜいなくなったのか
 第5章 環境問題を弄ぶ人たち


環境問題はなぜウソがまかり通るのか2
 第1章 地球温暖化は環境問題でななく政治問題だ
 第2章 バイオ燃料が世界の格差を拡大させる

 第3章 意味のないリサイクルを早くやめないか
 第4章 環境問題はどうして正しく伝わらないのか
 第5章 対談:環境問題のここがヘン!


 とにかく,なるほどと思わず唸ってしまそうな内容ばかりです。環境問題には,多くの人が誤解している点や,うまくだまされている事などが確実にあります。マスコミ報道やTV番組を見て,単純に誤解しないようにすることが重要ですね。例えば,温暖化による海面上昇の主な原因は,海水の膨張によるものであることを良く理解したいですね。

 この本は,環境問題推進原理主義者には脅威でしょう。しかし「環境」も政治や利権に利用されているのは例外のない事実です。環境問題を錦の御旗として甘い汁を吸っている人間が沢山いる現実をよくわきまえて,環境を考えることや環境問題に対応することが必要でしょう。「環境問題なのだからお上のいっていることにまさかウソはないだろう」と考えている人はこの本をよく読んで考え直した方がよいかもしれません。

 武田氏の著書には,このほかに『リサイクル幻想』(文春新書),『エコロジー幻想』,『「リサイクル」をしてはいけない』(以上,青春出版社),『国債は買ってはいけない!』(東洋経済新報社)など,おやっと思わせる本があります。個人的には内容がすべて正しいとは思いませんので,だまされないように読んでみてはいかがでしょうか。
  
posted by moncoara at 16:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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