2009年04月25日

図解 量子論がみるみるわかる本

コンビニのワンコインブック。文科系の人でもわかるよう極力数式を使わずに平易に書かれた本。

 
著者はわかりませんが,監修は,東大大学院教授で宇宙論・宇宙物理学が専門の佐藤勝彦氏です。宇宙のビッグバンに関係する「インフレーション理論」の提唱者として有名です。

 量子論は,簡単に言うと「ミクロの世界の憲法」のようなものだそうです。本書の最初に2008年ノーベル賞を受賞した3人の量子論とのかかわりが書かれています。ご存知かと思いますが,3人のノーベル賞受賞理由は下記の通りです。
 南部陽一郎     「対称性の自発的な破れ」
 益川敏英・小林誠 「CP対称性の破れ」(いわゆる小林・益川理論)
対称性という言葉がキーワードになっていますね(この本に対称性のことがやさしく書いてあります)。宇宙のビッグバンも真空の対称性の破れが原因といわれます。

 
量子論による解釈によれば,パラレルワールドSF小説や映画でよく知られています)が存在してもおかしくないことになります。すなわち現在の世界とは異なる世界が存在し,そこにもう一人の自分が存在するとのことです。量子論が描く物質観・自然観・世界観が私たちの常識からかなり乖離しているので理解を超えていますが,真実は何か本当に興味ありますね。

 
なお,コラム欄には「量子論を作った天才たち」としてアインシュタインをはじめボーア,プランク,ド・ブロイなど9名の科学者の紹介記事があり高校の物理の授業がなつかしく思いだされました。こういう本が昔からあったら,物理をもっと好きになったと思います。このような本がコンビニで買えるようになったことは喜ばしいことですね。

 
この値段でこの内容は実にすばらしいと思います。セブンイレブンにありましたので興味のある方は是非買い求めてください。
posted by moncoara at 18:17| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。