2008年09月20日

金原ひとみの芥川賞受賞第1作

 『蛇にピアス』が映画化されたのをきっかけに、芥川賞受賞第1作になる『アッシュベイビー』を読んでみました。 

 デビュー作『蛇にピアス』で第27回すばる文学賞、130回芥川賞を受賞した金原ひとみの小説を読んでみました。1983年(昭和58年)東京生まれ。小学校6年生のとき、お父さんの仕事の都合で、米・サンフランシスコに1年間滞在したそうです。この間に村上龍、山田詠美などの作品と出合い、それをきっかけとして、中学生のころから小説の執筆を始めたようです。
 

 最年少受賞で注目されたため反響を呼び、受賞作を掲載した
文藝春秋は約118万部発行され創刊以来の記録となったようです。『蛇にピアス』は60万部以上を売り上げたようですが、これも若者の活字離れ出版不況が問題になっていたことから、状況打破のための話題づくりとしての受賞との批判が挙がりました。出版社の思惑通りになったわけで集英社にとっては喜ばしいことだったようです。選考委員に村上龍、山田詠美がいたことも彼女にはラッキーでしたね。

 この作品、確かに生々しい肉体描写が多くみられます。なにせチ○コとうことばが、24回以上出てきます。マ○コという言葉が39回以上出てきます(以上としたのは、私の見逃しがあるかもしれないから)。したがって、当然この言葉のイメージにつながる下ネタ関連用語がいくつも出てくることになります。極めつけは、最後に「マ○コも泣いて。」で終わります(驚き)。

 これを読んで、感動するわけでも何でもありませんが、なにか面白く、不思議。それが正直な感想です。若者や遊び人から人気と言われ,芥川賞作家とは思えない彼女ですが、この人の作品には、読み始めるとぐんぐんと引きつける何かを感じます。このあとの作品も読んでみたいと思います。
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2008年09月15日

ベートーベン交響曲第10番

 幻の10番を聴いた感想です。

  CASCADEに特典で付いていたCDを聴きました。このCDには,バリー・クーパー博士の講演の分厚い対訳付解説書がついていました。(これ自体は貴重なものですだと思います)。博士は、
遺された大量のスケッチを基に、1990年、交響曲第10番変ホ長調を補筆完成しました。演奏は、ウイン・モリス指揮でボストン交響楽団(LSO)です(1998年9月8日録音)。世界初のレコーディングとのこと。但し、第1楽章のみで、演奏時間は19分44秒。

 やはり博士の自己満足でしょうか。第10番といっても、ベートーベンのようでなさそうな・・・そんな感じです。何回か聴きましたが、何度聴いても同じ感想です。なるほど・・・・という部分がありますが。興味本位で聴く分であればおススメします。ベートーベンが好きな人は、聴いても損はないと思います(話のネタでよろしいか)。自分としては、ブラームス交響曲第1番のほうがベートーベン交響曲第10番に近いと感じますが・・・ 

 この第10番に関しては、他のブログなどに意見・感想がでていますが、総じて評価はよくありません(わかります)。ひょっとして、ベートーベンは天国で舌打ちしているかも。「博士、チト余計なことをしてくれましたね」と。私の総括としては,《
クーパー博士、お疲れ様。第10番は残念でした 
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2008年09月09日

“ジェイソン・ボーン”シリーズ

ついにジェイソン・ボーンの大ヒット3部作を見ました。

 
一昨日、WOWOWで観ました。とにかく面白かった。しかし、2時間×3本=6時間連続は、さすがに疲れました。16時から22時までテレビに釘付け。マット・デイモンの体を張った演技が見ごたえ十分です。

 この映画は、ロバート・ラドラム
の代表作「ジェイソン・ボーン」三部作(『暗殺者』『殺戮のオデッセイ』『最後の暗殺者』)が元になっていますが、映画のストーリーには大幅な改編がなされているようです。
ロバート・ラドラムはフレデリック・フォーサイスや、トム・クランシーなどと同じスパイ・エスピオナージュ小説家ですが、日本では残念ながら知名度はイマイチですね。

 
第1作目「ボーン・アイデンティティー」 Identity:身元、正体。
 
  2002年製作。監督はダグ・リーマン。一番よいと感じた。
 第2作目「ボーン・スプレマシー」 Supremacy:至高、最高,無上。
  2004年製作。監督は、ポール・グリーングラス。
 第3作目「ボーン・アルティメイタム」 Ultimatum:最後通牒
 
  2007年製作。監督は、第2作目と同じポール・グリーングラス。

 とにかく、全作アクションにつぐアクションで痛快。度肝を抜くカーチェスがこれでもか、これでもかとでてくるので堪りません。嬉し涙の連続でした。 

 皆さんもこの映画を是非観てくださいね。絶対おススメです。
 
posted by moncoara at 22:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

お金持ちになるための知恵

お金との付き合いを教えてくれる本に巡りあいました。

 「イヌが教えるお金持ちになるための知恵」(ボード・シェーファー著 草思社)。ドイツ人が書いたメルヘンですが、思わず感動してしました。

  この本はサクセスストーリではありません。成功者の話をいくら読んでも成功者にはなれませんよね。そうではなくて、この本にはお金持ちになるための真理・法則または原理・原則といったものが書かれています。そしてこの原理や法則は、著者が独自に考えたものではなく昔からあった普遍的なもので、著者はこれをわかりやすく犬(マネー)と少女(キーラ)の物語として書いた本です。

  お金との付き合い方は小さい頃から勉強をしていくことが大切。こんな大切なことをなぜ日本の親は教えないのでしょうか。もし親が自分が子供の頃から正しくお金について教えてくれたらお金に対する考え方が180度変っていたに違いありません。社会人になってからお金をもっと貯めることができたと思います。この本は、小学生から大人までどの層の人間が読んでも必ず得るところがあると思います。 

 法則自体は本当にやさしいのですが実行できるかどうかが鍵です。確実に実行できた人がお金持ちになれるのですが、金持ちが少ないということは、こんな簡単なことが出来ない人が大部分なのでしょう。お金持ちになれるかなれないかは、実は本当は紙一重・・・なのですね。
posted by moncoara at 13:55| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月20日

借金大国 ニッポン

日本の長期債務は国民一人当たり607万円になるそうです。

自分の貯金額と比べてみていかがでしょうか。また,長期債務を就労人口一人当たりにしたらどの位になるのでしょうか?607万円というのは,給与所得者の平均年収の約1.4倍になるそうです。長期債務とは,国と地方を合わせた借金のことで,2008年度末には776兆円の見通しで07年度末と比べて増加です。対GDPで債務残高を先進国と比較すると,日本は約150%,アメリカ,ドイツ,イギリスなどは80%以下です。イタリアでさえも120%以下だそうです。

日本はすでに経済大国ではないし本当の意味でのリッチな国でもありません。大半の日本人が,それなりの自家用車に乗って何がしかのブランド品を持っていても実はウサギ小屋に住んで仕事と生活に追わて余裕もなく満足感も少なく将来に不安を持ちながら生きている。こんな現状では,決して先進国として誇れるものではありませんよね。

2008年度の予算(原案)を家計に例えると次のようになるそうです。
@毎月の給料(税収に相当)は48万円で,今回は昇給なし。ボーナスもない。
A歳をとるにつれて病院にいく機会が増え医療費が生活費(一般歳出に相当)を圧迫
B両親はなおさらで毎月の仕送り(地方交付税に相当)が重い負担になっている
C多額なローン(国債発行残高に相当)を抱えており返済完了の見通しはない
D毎月新たな借金(新規国債発行に相当)を繰返しその額は給料の半分近くである

こんな自転車操業で火の車になった家庭(ニッポン)を皆さんはどう考えますか。ニッポンを運営している国会議員の多くは先が短いのでまじめに考えてくれません。肝心の国民の大部分は自分のことで精一杯で見て見ぬふりして無関心を装っています。なんとかしないと日本の将来はますます暗くなりますね。
posted by moncoara at 17:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

江戸川乱歩賞を読む

江戸川乱歩賞作品を読んでみました。首藤瓜於の『脳男』です。

 この本は,ちょっと古いのですが,2000年の第46回乱歩賞受賞作品です。また週刊文春ミステリベスト10で2000年第1位に輝いたものです。最近,指し手の顔ー脳男2が刊行されましたが,これを読む前に,まず彼の最初の作品を読んでみました。久々に乱歩賞らしい作品を読んだ気がしました。この作品では登場人物のキャラクタ,特に主人公である鈴木一郎に大変興味を惹かれました。

 読んでいてサヴァン症候群を思い出しました。サヴァンはフランス語で賢者とか博識とかいう意味だそうですが,いわゆる特異な能力を持つ知的障害者を指すようです。サヴァンというとダスティン・ホフマン主演の『レインマン』を思い出す方も多いかと思います。モデルとなった人間は,9000冊もの本を写真のように忠実に記憶したそうです。日本では放浪の天才画家といわれた山下清がサヴァンではないかといわれています。

 人間の脳は不思議なもので,もともとこのような驚異的な能力は人間誰でも潜在的に持っていたようです。しかし,人類は進化の過程でサヴァンのような能力を“積極的に”放棄したと考えられています。あまりに“大きな能力”はかえって邪魔になる可能性があったため普段は“閉じ込めている”そうです。サヴァンの場合には,障害のため封じ込めているはずの鍵が外れ,脳が飲み込んだ情報を抽象化取捨選択もしていない生の状態で出し入れできるというわけです。人間の脳の神秘さに畏怖してしまいます。

 首藤瓜於氏の乱歩賞受賞第一作は『事故係 生稲昇太の多感』というもので意表をつかれましたが,これはそれなりに面白い作品でした。『指し手の顔ー脳男2』も期待を裏切らない素晴らしい作品でした。是非,読んでみてはいかがでしょうか。
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2008年01月15日

心の健康

健康は老若男女を問わず多くの人が関心を持っていることだと思います。

 健康には,@体の健康,A心の健康,B頭の健康があると思いますが,この3つがセットになっていることが重要かと思います。体がいかに丈夫でも心が病んでいたり,ぼけてしまっては健康な体も役にたちません。逆に,頭や心がしっかりしていても病気がちであったり,寝たきりになっては何もできませんよね。

 その中で,特にこのごろ話題になっているのが,ストレス社会を反映した心の健康です。心の病気の代表がうつ病。そのうつ病などにより心の健康に不安を持っている人が3人に1人の割合でいるそうです。30,40歳代になると5人に2人の割合になるそうです。主な原因はストレス。このストレスの原因の上位3つは,@健康状態や体調,A仕事の忙しさ,B家計のやりくりで,健康,仕事,お金の順のようです。その次に続くのが,C将来性への不安,D人間関係です。自分の体の健康状態が気になって,それがストレスで心の健康を失うケースが多いのはなんとも皮肉です。

 主なストレス解消法としては,男性が「酒」・「趣味」,女性が「おしゃべり」・「買物」だそうです。共通なのは「スポーツ」・「睡眠」。日頃ストレスを解消できていないと感じている人は約2割いるそうです。自分の経験で恐縮ですが,ストレスは感じている以上に結構たまっているものです。ストレスというのは,少しずつ蓄積します。仕事オンリーの世界を抜け出し,常に生活習慣を見直して,良い意味での楽観主義でいることがストレスをためないコツではないかと思います。皆さんはいかがですか?
posted by moncoara at 22:08| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

Eco常識のウソ

『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』,『環境問題はなぜウソがまかり通るのか2』を読んでみました。環境問題の常識を覆す驚きの本です。ご存知の方も多いかと思いますが,環境関連で昨年話題となった本です。著者の武田邦彦氏は文部科学省科学技術審議会専門委員でもありますが,歯に衣を着せぬ物言いは痛快です。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか
 第1章 資源7倍,ごみ7倍になるリサイクル
 
第2章 ダイオキシンはいかにして猛毒に仕立てあげられたか
 第3章 地球温暖化で頻発する故意の誤報
 第4章 チリ紙交換屋は街からなぜいなくなったのか
 第5章 環境問題を弄ぶ人たち


環境問題はなぜウソがまかり通るのか2
 第1章 地球温暖化は環境問題でななく政治問題だ
 第2章 バイオ燃料が世界の格差を拡大させる

 第3章 意味のないリサイクルを早くやめないか
 第4章 環境問題はどうして正しく伝わらないのか
 第5章 対談:環境問題のここがヘン!


 とにかく,なるほどと思わず唸ってしまそうな内容ばかりです。環境問題には,多くの人が誤解している点や,うまくだまされている事などが確実にあります。マスコミ報道やTV番組を見て,単純に誤解しないようにすることが重要ですね。例えば,温暖化による海面上昇の主な原因は,海水の膨張によるものであることを良く理解したいですね。

 この本は,環境問題推進原理主義者には脅威でしょう。しかし「環境」も政治や利権に利用されているのは例外のない事実です。環境問題を錦の御旗として甘い汁を吸っている人間が沢山いる現実をよくわきまえて,環境を考えることや環境問題に対応することが必要でしょう。「環境問題なのだからお上のいっていることにまさかウソはないだろう」と考えている人はこの本をよく読んで考え直した方がよいかもしれません。

 武田氏の著書には,このほかに『リサイクル幻想』(文春新書),『エコロジー幻想』,『「リサイクル」をしてはいけない』(以上,青春出版社),『国債は買ってはいけない!』(東洋経済新報社)など,おやっと思わせる本があります。個人的には内容がすべて正しいとは思いませんので,だまされないように読んでみてはいかがでしょうか。
  
posted by moncoara at 16:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月28日

温暖化地獄

テロよりも恐ろしい温暖化。ついに地球は臨界点を越え始めた。

今年の9月に北極海氷の面積が観測史上最小の記録を大幅更新したそうです。1950〜60年代に比べて約半分までに減少。日本列島の3倍強もの面積が減少した模様です。但し,北極海氷の激減は地球温暖化地獄の一丁目に過ぎません。それに続く2丁目,3丁目の地獄の様相が明らかになってきたようです。『温暖化地獄』の著者,山良一教授(東大生産技術研究所)の話です。

さらにイギリスのイーストアングリア大学(環境科学の研究で有名)のT.レントン教授によると『地球の平均気温の上昇が3度Cを越えると,それらの要素がティッピング・ポイントを一斉に越え始める』とのことです。それは今世紀半ばごろと言われています。私たちは温暖化による深刻な影響はまだ先のことと考えていないでしょうか。もう「予測を越える現実」がそこまで来ており,私たちは認識を変えないといけません。地球の未来は今後10年間の対応で決まるという説もあります。

ティッピング・ポイントを越えるということは,元には決して戻らない臨界点を越えるということです。もう人間の手で回復することが不可能になるという意味です。自然破壊のドミノ倒しが始まるのです。

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posted by moncoara at 19:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月26日

山梨 ハイジの村(夜編)

山梨県北杜市明野町のあるハイジの村HEIDI'S Village 旧山梨県フラワーセンター)に行ってきました。ここは,11月21日から12月27日まで「アルムの森の星祭り」でライトアップをやっています。通常は,午後6時が閉園ですが,夏休みやこの期間中は午後9時半までやっています。午後5時近くになると三々五々人が集まってきました,やはりお目当てはイルミネーションでしょうか。

教会夜景2S.jpg

レストランボルケーノ(村一番のレストランと評判の店)では12月1日からクリスマスディナーをやっていましたが,予約しないと食べえられないということで諦めました。そのかわり,チーズピザチョコレートフォンデューを味わってきました。ピザはスイス本場チーズでしょうか?ひと味違っていました。フォンデューはバナナやイチゴに暖かいチョコをつけて食べます。これはなかなか珍しいと思います。2つともオススメです。

光の回廊S.jpg教会3S.jpg

ここには,230mも続く日本一長い薔薇の回廊がありますが,冬には幻想的な光のトンネルになります。とっても幻想的でロマンティックでした。ここからみるアルムの森もとっても綺麗です。村の建物もイルミが素晴らしいです。特に村の教会が目をひきました。夜景撮影はとても難しかったですね。へたすると建物が燃えているように写ってしまいます。今回初めてコンパクトカメラ&三脚で撮影しましたが難儀しました。

土産屋夜景S.jpg夜景2S.jpg

1月2〜4日までお菓子・雑貨・花のアウトレットが行われます。また年始から3月10日まで入場無料なので是非訪れてみてください。

夜景S.jpg
posted by moncoara at 20:12| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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